近年、いわゆるリノベーション投資と呼ばれる不動産投資が積極的に活用されています。

しかし、まだまだ一般的に浸透しているとは言い難く、

リノベーション投資を詳しくわからないといった人も多いでしょう。

リノベーション投資は使い方によって、築年数の古いマンションを

有効的に活用し高収益が期待できる投資方法ともいえます。

 

この記事では、リノベーション投資とはどのようなものか?

メリットやデメリット、知っておきたいポイントなどについて解説します。

 

・そもそもリノベーション投資とは?リフォームとどう違うの?

まず、リノベーション投資とはどのようなものかについて知っておきましょう。

リノベーションとはリフォームとは若干異なり、単に内装を行うだけではありません。

部屋に手を加えることにより資産価値を高めることを目的とした内装をリノベーションと呼びます。

 

リノベーション投資とは、中古マンションを購入しリノベーション工事を行います。

リノベーションにより、資産価値を上げて購入時の金額よりも

高額で売却することや家賃を高く設定し家賃収入を増やす方法です。

これは、年々増加する我が国の住宅数にも大きく影響しています。

住宅戸数は年々上昇し、それとともに空き家の増加も目立ちます。

引用:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査

築年数が古くなってくるとなかなか活用が難しくなり空き家となっているケースも少なくありません。

リノベーション投資によって古くなったマンションなどの住まいを生き返らせ、

運用するといった目的でもリノベーション投資は活用されているのです。

 

 

・リノベーション投資のメリットやデメリットについて

かんたんにリノベーション投資といっても、メリットやデメリットがあるので双方をしっかりと把握した上で、

リノベーション投資を行うかどうかの判断が必要といえるでしょう。

まずはリノベーション投資のメリットについて解説します。

 

リノベーション投資の最も大きなメリットは、エリアのいい場所のマンションを安く購入できるという点です。

中古マンションなら新築マンションで購入するよりも安い金額で、そのエリアの不動産が購入できます。

 

また、リノベーションした物件は、相場の賃料よりも高い家賃収入を得ることが可能です。

前述したように資産価値を上げるのがリノベーションの考え方ですので、

築年数が古いマンションの家賃を新築並みにすることもできるでしょう。

 

つまり安いマンションを購入し、リノベーションして高い家賃が取れるマンションに変えて

運用するのがリノベーション投資の典型的な運用方法です。

もっともメリットを受けることができる投資手法ということになります

 

次にデメリットについて解説します。

安いマンションを購入してリノベーションし、高く売却するか、高い家賃を設定する

などがリノベーション投資のメリットですが、反面修繕費が大きくかかるリスクがあります。

築年数が古いマンションは安く購入できますが

修繕費にお金がかかるケースがあり、想定以上の修繕費にもなりかねません。

 

思った以上の修繕費用がかかると、コスト部分の計算違いが出るので、

リノベーションで家賃を上げても、投資分の改修ができないかもしれないのです。

 

もう一つのデメリットとして、リノベーションして

高い家賃設定をしても入居者が入るかどうかわからないといった点が挙げられます。

いくら資産価値を高めるリノベーション工事を行ったとしても

相場よりも高い家賃設定ならば確実に入居があるかどうかはわかりません。

もし入居がなかなか決まらなければ、リノベーションの費用も負担になるでしょう。

決まらなかった場合の負担額が大きくなることが大きなデメリットです。

 

 

次回はリノベーション投資で知っておきたいポイントについて解説します。

 

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コンスピリート・ブログライター
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