いつもご覧いただきありがとうございます。
コンスピ広報です。

今回は、YOUTUBEの
コンスピリート公式チャンネルにて
配信させていただきました
第6回:不動産経営でQOLを爆上げよう!
の内容をお送りしたいと思います。

 

今日のテーマはこちら!
「物件のネーミングについて考えよう」

入居者が「ここの物件にしよう!」
と思う決め手ってなんでしょう?

・家賃
・ロケーション
・間取り
・築年数

と、いったところでしょうか。

ただ、大事なのに
実は見落とされがちなのが、物件名!

部屋探しの主流が
ポータルサイトになったことで、
「駅名(スペース)賃貸」とか、
「エリア(スペース)賃貸」と
いったワードで検索され、
そこで出てきた検索結果から
「物件名」を知る。

その「物件名で検索」をして、
各サイトでその物件情報を
収集していくという
流れに変わりました。

この流れで行くと、
「物件名」で目に留めて貰うことの
重要性が昔より相対的に上がっています。

検索結果一覧の画像で
「イケた外観」の物件が
あったとしても
ネーミングが「ほうれん荘」
だったらどうでしょう?

ネタとしては物件詳細を
見るかもしれませんが、
自分が内見の予約をする
イメージ湧きますか?

…というわけで、
今回はこの物件名のネーミングについて、
ポイントを押さえていきたいと思います。

 

①読みやすい・聞きやすい・書きやすい

ここはもう必須かつ大原則です。
物件名はオーナーよりも圧倒的に
入居者の利用頻度が高い。

まず難読な時点で減点です。
誰でも読めて、読み間違いの可能性を
できるだけ潰しておくこと。
そして、第三者に口頭で
説明するときに伝わること。
最後に書きやすさですね。

特に「書きやすい」に関して、
現在では入力のしやすさとも
言い換えられます。
入居者からすれば、
様々なサイトへ住所登録をしたり、
ネットで買い物をする際に
住所を入力したり。
例えば、一発で変換されにくいとか、
アルファベットの大文字・小文字が
混在しているとか、ハイフンや
スペースがあるといったことです。
表記に「揺れ」が発生しうるものは
できるだけ避けたいですね。

これ、対入居者さんももちろんですが、
レインズを見てサイト登録を
してくださる仲介会社さんへの
配慮にもなりうるので、
結構気を付けていただきたいところ。

また、長過ぎるのも考えものです。
まず書くのも打つのも面倒ですし、
免許証や公的書類に入ることを考えると
文字数も配慮しておくべきかなと思います。

将来的に館銘板を変えようと思っても、
一枚板の中で字数ぎちぎちになったり、
切り文字だと一文字単位で
お金がかかりますので、
“簡素過ぎず、長過ぎない”
を心掛けた方がベターかもしれません!

 

②イメージの良さと無二性

「コーポ」「ハイツ」「ハイム」あたり、
一度は聞いたことがありそうな
ネーミングですよね。

完全に没個性という感じで、
サイト上でも埋もれてしまう可能性が
高くなってしまいがち。かといって、
凝りに凝ったこだわりの名前を付けても
「読みやすい・聞きやすい・書きやすい」
の原則に反してしまっては本末転倒。

そういう場合には、そのエリア内に
所在する物件をピックアップして、
被るネーミングを候補から
外していくのも一つの手です。

イメージや語感が良く、かつ
そのエリア内に類似の物件名がないもの
で絞っていくと現実的なネーミングに
なることが多かったりします。
オーナーの名前をもじるのも、
響きが良ければ
無二性を出すのに効果的です。

鈴木さんなら→ウッド(木)ベル(鈴)
川村さんなら→リバー(川)ビレッジ(村)
といった具合ですね。

また、きちんと駅名やロケーションに
まつわる情報を入れてあるのもアリです。
検索一覧で表示されたとき
ロケーションが明確なため、
伝わりやすいという利点があります。
(但し、駅名の画数・字数が多い場合はNG)

 

最後に、
物件名を変えるときの手続きについて、
解説しておきたいと思います。

「自分の所有物なんだから、
いつどんな物件名にしても自由でしょ」

…と言われれば、確かにそう!
…なんですけど、そうはいきません。
建物には入居者がいて、
その住所で生活や事業、経済活動を
行っているユーザーがいます。
つまり、しっかりと手順を踏んだ
手続きが必要です。

書面の名称や記載項目は
自治体によって差異がありますが、
こうした「住居表示の名称変更届」
といった書面の提出を要します。

 

これを提出しておくことで、
住民票や印鑑証明など、
公的書類に記載される物件名が
自動的に変更されることになります。
また、電気ガス水道、郵便局あたりへも
手続きをしておいた方が親切ですね。

実はかなり重要な位置を占める物件名。
とはいえ、いざ変更となると
手続きが多くなるのは入居者さん。

色んなところで登録情報を
変更する手間ってものすごい。
変更を検討される際には、
管理会社としっかり作戦を練って
ユーザーライクな視点で手続きを
進めていきましょう!

動画では短尺ですが分かりやすく
見やすい動画になっております。

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それでは、コンスピ広報でした!


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このブログを書いた人

コンスピリート広報
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