第8回:AMO認定不動産会社が贈る不動産経営ノウハウ「仲介手数料ってどうなの?リアルな裏話!」
- 2021.04.07
- コラム
いつもご覧いただきありがとうございます。
コンスピ広報です。
今回は、YOUTUBEのコンスピリート公式チャンネルにて配信させていただきました
第8回:不動産経営でQOLを爆上げよう!の内容をお送りしたいと思います。
今回のテーマはこちら。
「仲介手数料」
不動産取引とは切っても切れないこの費用についてお話していきます。
もはやご存知にも程があるくらい当たり前の仲介手数料。
読んで字のごとく、不動産取引で売主と買主の間に入り、
仲介した際に、不動産業者が報酬としていただく手数料のこと。
売買契約締結時に半金という会社もありますが、
原則は成功報酬なので取引完了まで支払う必要はありません。
ちなみに、宅建業法によって上限額が決められており、
その範囲内であれば自由に設定することが可能です。
ちなみに、売買金額のレンジによって、上限額はこのように設定されています。
間に挟まっただけで、そんなに貰えるの?という声もありますが
取引をまとめることがミッションなので、単に販促活動だけではなく、案外やることがあります。
例えば価格や売買条件調整の交渉、役所での調査、
契約書類の作成、ローンの斡旋や引き渡しまでの事務手続きなどなど…
これらが手数料内に含まれているということですね。
また、仲介手数料は売主と買主それぞれから貰うことができます。
片一方だけから仲介手数料を貰うことを
「片手」や「分かれ」なんて言い方をします。
対して、売主から売却を依頼された会社が、
自社で買主を見つけてまとめたような場合には、
双方から貰えるので「両手」といった呼び方になります。
ちなみに、業者が直接売主となっている場合には「仲介手数料」はかかりませんので、
「仲介手数料がかからなくて、お得!」みたいな広告を見かけることもあります。
確かにそう捉えることもできますが、逆に不動産会社が売主物件の場合には、
売買金額の中に業者利益が含まれている訳です。
つまり、仲介手数料を超える利益が含まれている場合もあるので、
一概に仲介手数料がかかる・かからないでお得かどうかは判断できない、というのが正直なところです。
売主が個人の場合は、売買価格が明朗で、仲介手数料も法定上限額以上の請求はないため、
その方がクリアでいい、というお客さまもいます。
最近では、企業努力で上限額よりも手数料を下げている不動産会社も見かけるようになりました。
無論、手数料を下げることでお客様を引き込む狙いだと思いますが、
不動産テックやAIが当たり前の時代になれば、
売主と買主のマッチング自体がオート化されることも今後は考えられます。
手数料を落としている不動産会社の中にはそういった流れを見越している企業もあるのかもしれません。
安全で安心な取引をプロへ任せるという意味合いで支払うのが「仲介手数料」ですから、
単純に安いからいいという訳ではなく、手数料に含まれる業務内容やその会社の対応、
姿勢などもよく見て、安心して任せられるかどうかでご判断いただくのがベターでは、と思います。
よろしければコンスピリート公式チャンネルも是非ご覧ください。
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それでは、コンスピ広報でした!