※前回の続き「マンションの部屋の向きはこうして選ぶ」についてご紹介します。

 

内覧時のチェックポイント

南向きだからといってすぐに物件に
飛びついてしまうのは考えモノです。

実際に現地に行ってみて日当たり風通し、
周辺環境を確認してみることで、
実際の住み心地をイメージできます。

物件によっては南向きであっても
全く日が当たらない部屋もありますので、
注意が必要です。
ここでは、内覧時のチェックポイントを
確認していきましょう。

 

実際に部屋を内覧して日当たりを確認する

まず大切なのは、現地で実際に日当たりを
確認してみることです。

図面と地図だけでは、実際の日当たりは
イメージしにくいものです。
南向きであっても隣の住宅との距離が近かったり、
窓が小さかったりして、十分な日当たりが
望めないということもあります。

できれば天気の良い日の日中に内覧してみて、
実際の日当たりを確認してみるとよいでしょう。

 

方位磁針を用意する

内覧時には方位磁針で実際の部屋の向きを
確認してみましょう。

最近では、スマートフォンのアプリにも
方位磁針がありますので活用してみてください。

図面の表示では南東向きでも、ほぼ東南東、
東向きに近い部屋だったということも
ありますし、そもそも向きの表示が
間違っていたということもあります。

図面を信用せずに、自分で方位を図ってみて
日当たりを確認してみることです。

 

周辺環境などほかの要素についても確認する

日当たりが良い部屋を好む人は部屋の向きを
重視する傾向にありますが、日当たりは
部屋の向きだけで決まるものではありません。

リビングの位置や窓の大きさ、
また周辺環境によっても日当たりは
大きく変わってきます。

朝方の気持ちよい日光を浴びるために
南東向きの部屋を選んだのに、
東の方向に高い建物があれば日は入ってきません。

夕方も日はあまり入ってこないために、
日中の短い時間しか部屋が明るくない
ということにもなりかねません。

部屋の向きを考えるときには、
周辺建物や建物の階数もあわせて確認するべきです。

 

まとめ

部屋の向きは住み心地に影響を与える
大切なチェックポイントですが、
ライフスタイルによっては南向きにこだわらなくても
良いということもあるでしょう。

夜型の生活で日中あまり部屋にいないのであれば
東西、北向きの部屋でも十分です。

また、同じ南向きの部屋でも
マンションの立地によって日当たりが
かなり変わってくるということもあります。

方位磁針を持って現地に行き、
実際の日当たりを確認してみて
自分に合った部屋の向きかを
判断してみるとよいでしょう。


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